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学校長挨拶

 今年の4月に、楠那小学校に着任してまず感じたのは、「黄金山」「海」「自動車(マツダ)工場」「歴史」でした。
 黄金山を「黄金山登山」として体力作り・仲間作り教育の内容にしていることはすばらしいことであり、引き継いでいくべきものと考えています。また、歴史という視点で見ますと、海が遠くになっても、海岸線を保存している地域の方々の思いを感じるとともに、広島市の経済を支える工場の存在に、歴史の流れを実感しました。今年度、本校は創立134周年と第百回の卒業式を迎えるにあたり、歴史の重みも感じています。
 このような思いのなかで、本年度の本校の学校教育目標は、昨年度の目標を明確に焦点化し「確かな学力と豊かな人間性を身につけ たくましく生きる子どもを育てる」と改めました。目標のねらいは、変わりません。この目標には、目指す児童像の内容がふくまれています。
 めざす児童像の具現の中に、子どもたちのよさを「児童ひとりひとりの能力と個性」、授業の場面だけでなく「学んだことを生かす」ことを、新しく付け加えました。
 とくに、「学んだことを生かす」ことは、楠那の子どもたちに限らず、生きる力・学力を育む大切な活動といえるものです。学習したこと使うことにより、子どもたちに学びの力が身に付くことにもなります。それが、他の教科や生活科・総合的な学習の時間、そして、ひろしま型カリキュラムの言語数理運用科の学習にも生かされるものと思います。

 学校教育目標達成させるために、今年度は次の7つの重点項目を掲げて取り組みます。
 @ 日々の授業と学級経営の充実
 A 子ども理解と研究の推進
 B 人権教育・特別支援教育等に係わる様々な教育活動の推進
 C 健康体力づくり・食育・安全教育の充実
 D 潤いのある環境・美化活動の推進
 E 「く」 「す」 「な」らしい特色ある学校づくり
 F 保護者・地域の方が、参加・参画した新しい教育活動の推進

 @の授業においては、算数科を取り上げます。基礎的な計算力の定着はもちろん、意味づけて理解できる・説明できる力も育む授業づくりに取り組みます。
Cでは、食育の指導にも取り組みます。朝ご飯・給食指導だけでなく、他の教科での食べ物に関わる学習も関連させて指導いたします。
 着任時、トイレがきれいな学校というのが第一印象でした。Dに美化活動を入れて、これからも縦割り(異年齢)班活動をいかし、学校をきれいにする心を伸ばしていきます。
 Fは地域・保護者の連携だけでなく、教育活動に参加・参画した取り組みを工夫します。
 このような教育活動等に取り組めるためにも、まず子どもたちの安全確保が第一です。
安全な登校、安全な学校生活、安全な下校ができるように、地域・保護者の皆様のご理解とご支援をいただき、児童の安全確保に取り組んで参ります。

前期の始業式に子どもたちに、この一年で、何でもいい何か一つ「自慢」「自信」できるものをつくってほしいと、いいました。自分の可能性を信じ、「自分を大切にしてほしい」という願い込めて語りました。どんな「自信」「自慢」がつくれるのか楽しみです。
 ひとりひとり違う子どもたちの夢を、叶えさせたいという思いで それぞれの職種で教職員一同、取り組んで参ります。保護者の皆様、地域の皆様のご理解とご支援をいただきますよう、お願い申し上げます。 
                                         
                            広島市立楠那小学校長 森 宗 寿 博

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